近年、自動車業界はAIやビッグデータを活用したデジタル技術革新(DX)によって急速に進化している。
自動運転やテレマティクスを活用したサービスは、10年前と比べものにならないほど発展し、今まさに新たな技術領域との共創によってさらに飛躍を遂げようとしている。
本展示会では、DXによって実現する クルマの進化、 クルマを取り巻く社会・サービスの進化、 モノづくりの進化の3つの視点から展示や講演を企画し、未来のモビリティについて考える場となることを目指しているとの事である。

開  催:2025年5月21日(水)~23日(金)10:00-18:00
会  場:パシフィコ横浜
主  催:公益社団法人自動車技術会
来場者数:3日間で延べ79,808名

5月23日(金)に開催されたセミナーをレポートする。

□ セミナー1 □

・AIによる画像認識技術の進化(中部大学)
第3次AIブームから始まった深層学習は、基盤モデルへと進化し、第4次AIブームの台頭とともに画像認識技術の大きな進展をもたらした。これまでの画像認識技術の変遷を振り返り、自動運転や生産現場での活用事例を紹介するとともに、今後の発展について議論する

□ セミナー2 □

・完全自動運転に向けた身体性を持つ基盤モデルの開発(チューリング株式会社)
高度な認知・理解・判断能力を備え、実世界での行動を可能にする「身体性」を持つマルチモーダル基盤モデルの開発に焦点を当て、チューリングが取り組む最先端の自動運転開発について紹介があった

「人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA」の記事を読む