エッジAIという言葉は、最近よく見聞きするようになったが、まだ端末にAIは入っておらず、基本的にはデータセンター側で処理をしている。また、クラウドAIからエッジAIに切り替えても、今度はエッジ側が学習機能を担うことになり、エッジ側での負担が増える。いかに学習の計算量を抑えて、かつAIの高い知的機能は維持するかが、エッジAIにおけるきわめて重要な課題となる。

そこで、最近着目されているのが、リザバーコンピューティングという新しい概念である。ディープラーニング(深層学習)などを可能にするニューラルネットワークの学習モデルは人間の大脳を模したものだが、これに対してリザバーコンピューティングは小脳を模したモデルと言われている。

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