今回は量子コンピュータの動作原理とその技術課題についてレポートします。

量子コンピュータは創薬や素材、金融など、大量のデータを扱う様々な分野での活用が期待されており、2040年ごろまでに最大8,500億ドル(約120兆円)の経済価値を生むとの試算もあります。

量子コンピュータの種類、量子ゲート方式コンピュータの開発課題、量子ゲート方式コンピュータ、量子ビット、量子ゲート、回折格子による干渉縞、グローバの量子アルゴリズム、及び、量子コンピュータに即した定性的な動作の説明、量子現象は不思議など、一般人でも納得できるような初歩的な説明を追加しながら、必要のない数式や模式図を使った説明は省き、ざっくりとした量子コンピュータの全体像をレポートします。

レポートでは、量子コンピュータの動作について種々説明していますが、量子現象はまだ解明途中の段階で、世界中の学者が新しい理論を提示し、それの確認のための実験を繰り返しています。
量子コンピュータに限らず、量子現象には私たちの世界観を変えるような主張もあり、今後もこの分野からは目が離せません。なぜなら我々が今認識しているこの世界をマクロの世界=常識の世界とすると、我々の常識とは別のミクロの世界=量子の摩訶不思議な別の世界が実際にあるかも知れないからです。

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